FileMaker Go で対戦型ゲームを作ってみた(Webビューア不使用)
結果的にWebビューアを使わない形になった
?
僭越ながら、Qiita Advent Calendar 2021 FileMaker Go 1日目を担当させていただきます!
FM-1グランプリ というFileMakerで作ったアプリのコンテストに応募するために作ってみました。
作ったゲームはコチラ からダウンロードできます。
今回ゲームを作るにあたって、FileMakerだと実際どういう風にやっているのかを簡単にまとめてみました。(他にも自分のよりもより優秀な作品がありますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。むしろそっちの方が勉強になるかも? )
私のは難しいことは一切やっていません、という意思を込めて Webビューア不使用 です。砂糖不使用の甘さ控えめな難易度ですので、ぜひお子様にもすすめてあげてください(?)
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1. BGMの再生(音源探しが一番楽しい)
(FileMaker Goのみ)標準機能のAVPlayer再生機能を使用しました。
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レイアウトに音源のMP3が表示されるオブジェクトフィールドを配置し、オブジェクト名をつけておく。(各レイアウトで同じオブジェクト名にしておくと、後でスクリプトを共通化できて良い)
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スクリプトで、[AVPlayer 再生]ステップでオブジェクト名を指定して再生させる。
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別のBGMに切り替えるときは、[AVPlayer 再生状態設定]で停止させてから再生する。
最初はオブジェクトの自動再生機能を使っていたんですが、BGMの切り替えやループ再生、BGM有無設定などの付随する機能を考えていくと、自動再生では制御が難しい...となって、この方法に落ち着きました。
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2. 体力メーターの表示(某所より拝借?)
ものすごくポ○モン風な・・・体力メーターの表示にはIconnectorの中で見つけた処理状況バーを拝借しました。(使われていないレイアウトだったかもしれない? )
ボタンバーが1ptズレで2つ重なっています。1つだけだとセグメントの間に極細の切れ目が見えてしまうので、それを防ぐために2枚重ねになっている(と思う)
ぬるっとメーターが動くようなエフェクトをつけるにはもう少し工夫が必要だと思いますが・・・そこまでやっていません?♀️
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3. QRコードを使ったスタンドアローン対戦システム
アイデアはFM-1グランプリのレビュー にて頂いたものですが、QRコードを読み取りあうことで、FileMaker Go間で対戦バトルが可能となりました。
分かりづらいかもしれませんが、iPhoneとiPadで対戦バトルを行なっている画面キャプチャーです。QRコードを読み取り合うところがなんともまどろっこしい感じがあり、対戦バトルができるっちゃできるけど、うーん・・・レスポンス性が悪いというか、その辺をうまく表現しきれなかったのが残念なところです。
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まとめ
今回ゲームを初めて作ったんですが、FileMakerでゲーム作るのとか頭おかしいんじゃないの?と思いました。自分でやっときながら言うことでもないですがw BGM鳴らしたりなんかも、今後きっと需要ないだろうし...効果音を鳴らすとかはあると思いますが? あと、絵文字はめちゃくちゃ便利だなと思いました。イラスト自作はそうそうに諦めていましたが、適当な画像を探してくるのさえ結構大変で。そんな時の救世主だったのが絵文字です。テキストで表現できてほんと便利で最高!(何回言うねん)ゲーム作りってほんとに大変なんだなーと実感しました!大変すぎて...きっとたぶんもうゲームを作ることはないでしょうw